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2020/12/13  17:15:17    cosmo sphere    (sprite_20070212050435_698)
絵日記のページです.
あるいは僕の地図の断片
2020/02/29  04:42:45    いつか魔女になる日まで,のできるまで    (sprite_20070107221352_910)

もば絵こんてすと2006(ねふぁさん主催)へ応募した絵について,描いた手順をまとめておこう,といった趣旨のページです.

今回の絵はPDAのニュースサイトで採り上げて頂いたり,こんてすとで準優勝だったりと思い出深いものです.

いつも節目ごとにまとめるようにしています.上手くなってるかどうかはあまり判んないですが,変化を追いかけると自分でも面白いです.

  • 2007年4月(Zaurus SL-C3000 + CloverPaint)
  • 2006年8月(W-ZERO3[es]+ PocketArtist)
  • 2005年9月(Zaurus SL-C3000 + CloverPaint)
  • 2005年1月(Zaurus SL-C3000 + CloverPaint)
  • 2003年10月(Zaurus MI-E21 + PrismPocket)
  • 2002年5月(Zaurus MI-E21 + PrismPocket)
  • 1999年5月(Zaurus MI-110M + 手書きメモ)

    いろいろ使ってきたなぁ…….なお,今回の絵の製作環境は,Zaurus SL-C3000とCloverPaint1.1 beta7です.

  • 2020/02/29  04:41:48    "sweetsland"のできるまで    (sprite_20060822214649_708)

    前回のW-ZERO3[es]+ PocketArtistで描いた絵に引き続き,今回はZaurus SL-C3000 + CloverPaint1.1beta4で描いた絵について,その出来るまでを載せてみます.

    ポイントはCloverPaintじゃなきゃ描けそうもない絵でして,ドットで一粒ずつ調整された主線と,むかし懐かし16色絵由来のメッシュで描かれています.

    2020/02/29  03:55:11    fraterniticalization    (sprite_20060724025901_58996864)

    /pages/060724WW/images/boots.gif

    白石果鈴,Zaurus SL-C3000 + CloverPaint1.1, 60min

    2020/02/28  02:40:52    storybook.jp    (sprite_20060811193559_706)

    Linux Zaurus 用ペイントソフト CloverPaint
    ・正式版: version 1.05
    ・ベータ版:version 1.1 beta7

    2020/02/24  01:07:49    testtest    (spr6lmre)

    こんにちは。

    2020/02/24  01:03:23    test    ()
    no contents
    2017/05/31  00:41:35    あいまいなアイコン    ()
    no contents
    2016/09/15  08:53:08    永遠の現在・イラストダウンロード&サンプル    (spr4byas)

    風子

    fuko.psd

    海がグレースケールです.うまく印刷できないかもしれません.

    2013/01/01  22:55:47    cosmo sphere Lv6    (sprite_20070613062407_408)
    2012/04/26  01:48:11    sheep cycle    (sprite_20070322201904_004)
    バナー.ご随意に.
    2011/05/31  06:56:40    storybook.jp(-2020/02/24)    (spr2otow)
    ジョー先輩はもういない
    2010/09/07  23:34:58    ジョー先輩はもういない    (spr0jxhv)
    ジョー先輩はもういない



    中学にあがってクラブに入ったとき,先輩はみんな三年生だった.ちっちゃな一年生五人を三人の巨漢が面倒見るというまるで幼稚園みたいな状態.巨漢といっても男子校なので中一と中三の差がやたらある,ということだったんじゃないかしら.中三の先輩たちのことはまったく大人に見えて,ついてゆくのが楽しかった.年の差をいいことにずいぶん甘えた.ずっとこんな年の差が続いてゆけばよいと思った.

    中高一貫だったけれど,僕らの歴史部は中学と高校が別の団体であるため次の年に先輩たちはいなくなってしまった.そして,新三年生がとつぜん現れて部長になった奇妙な一年間を経て,僕らは三年生になった.かつての巨体の先輩たちは高校二年生になった.高校の文化系クラブは二年の文化祭が最後なので彼らは高校の中心メンバーであり,僕らもまた中学の中心メンバーとなっていた.それでどちらが言い出したのか忘れてしまったのだけど,この年は中学高校で一緒に活動をすることになった.夏には瀬戸内海の水軍の古跡をみんなで訪れた.そして秋の文化祭では共同でテーマ展示をした.

    高校へあがるともう誰も上にいなかった.そして最後の年,高校歴史研究会は文化祭で最高の賞を得て,僕らは引退した.僕らがもういないのだなと,後輩たちは思ってくれたろうか.


    ぼくらは短い学校生活のなかで二度の黄金時代を見るんじゃないかと思う.一度目は入学したとき,上級生の圧倒的な強さに包まれて,俺たちはものすごい場所へやって来たんじゃないかと感じる.二度目は最終学年のとき,今度は自分たちが最強であることによって.だけど,僕のあの中学三年の夏はそのどちらでもなくて,中学の最高学年でありながら,もういなくなったはずの最強の人たちともまた一緒にやれる,黄金と黄金の間にある,また何か別のくすぐったいような理想の時間だった.


    「ぐいぐいジョーはもういない」(樺薫)の構成上の特徴としてすぐ気づかれるのは,高校一年のときの部活動と三年のときの部活動が交互に書かれている点である.

    小駒鶫子は一年生だった頃を回想する.

    私たちは,強かったのだと思う.
    三番に,俊足・強肩・好手・強打・巧打にさらにキャプテンシーまで持ち合わせた,前司主将.
    四番に,女子柵越え時代の申し子とまで言われ,当時の高校通算本塁打記録を作った庵堂先輩.
    二人の後ろを打っていた私と真梨威は,その背中を常に頼もしく見つめていた.
    (p.154)

    それは大変誇らしげである.本作品に登場する先輩たちはそれぞれに大きい人であるように思える.

    だけど,前司先輩も庵堂先輩も小田先輩も,郷先輩も,もういない.

    一年のころ,部活の華は三年の先輩たちと共に在ることであり,三年になれば部活の華は自ら勝負の舞台に立つことである.「ぐいぐいジョーはもういない」は二つのきらめくような時代を一つに折り重ねた構成が美しい.


    そしていま,小駒先輩もジョー先輩も,もういない.黄金時代は巡り巡ってく.


    2010/9/7 疏水太郎


    ぐいぐいジョーはもういない (講談社BOX)

    ぐいぐいジョーはもういない (講談社BOX)
    作者: 樺薫
    出版社/メーカー: 講談社
    発売日: 2010/09/02
    メディア: 単行本(ソフトカバー)

    2010/09/07  13:52:51    麻枝准の上下感覚    (spr9beow)
    麻枝准の上下感覚



    ちゃんと座って食べなさい,と今日もどこかで母さんが.

    子供にとって椅子に座って食べることは当たり前でない,というのは自分を思い出すなり人の子を見るなりすれば判ることで,口を動かすのはどんな姿勢でも出来るもんだから,立ったり走り回ったり,日常のほかの活動をやめる必要なんかなくってね.座るにしても腰を下ろせる場所ならどこでもいいから,ほこりの立つ場所,砂まみれの手も気にせずに,そのままパクリとやる.Kanonで言うなら佐祐理さんたちは階段の踊り場で昼食をとって,舞と祐一は廊下で夜食を立ち食いする.真琴は意図せずにきちんと座って夜食する破目になる一方,床にべたっと寝て肉まんを食す姿のほうが絵になっている.また MOON.では少年が食卓と椅子を自作して,郁未が座るとあえなく壊れてしまうという話があるのだけど,どうもちゃんとした椅子に座って食べるのが普通にならない.殺風景な食堂で葉子さんとふたりっきり食べているほうがよほど変な具合に見える.椅子に座らないってのは屋上の浩平や堤防でおにぎりかじる往人さんもそうである.僕は往人さんの芸が地べたに近いところで見せる芸であるのが気に入っていて,神尾家では椅子に座ることもあったけど,いつもはそのまま地べたで食べてそうに思える.一ノ瀬ことみが床でお弁当を食べるのも涼元悠一がこれらを引き継いだのだろう,どいつもこいつもまったく長森に叱られそうなセンスである.

    しっかりしたつくりの物事を厭うようにも見えるし,人のいないところで食べようとするから椅子がない,とも言えそうだけど,子供のころの,あるいは今でも感じる人がいると思うんだけど,床や地面への近しさがあることに僕は惹かれる.麻枝准による土いじりの感触を代表するものといえば MOON.のお花畑である.コンクリートの回廊を抜けて地下20階,意識が下へ指し向けられた果てに土の地面へとたどり着く.花を手折るときの痛ましさ,雑草を抜いて根っこだけが残ったときの,生殺しにしてしまったような後味の悪さ,手に青い汁がつくこと,根っこに絡んだ土がにおうこと.一面のお花畑をどうにかしなくてはならない,というのは,そんな生々しい感情や記憶に圧倒されることである.そりゃあ郁未も途方に暮れるだろう.

    ご飯というのは普通,下に落としにくいところで食べるものなので,立ったままだったり床で食べることによって地面に注意が向けられる.意識を地面へ引っ張る一方で,舞は工事中の校舎を見上げ,往人や観鈴は空に思いを馳せ,渚の目は三階へと向けられる.麻枝准にある上下の振れ幅は,まずは部屋の椅子に座らない人たちから始まる.


    2007/6/30 疏水太郎
    (初出:Tactics/Keyゲーム評論集「永遠の現在」


    2010/04/11  16:31:31    Nightbird Oratorio    (spr6bgub)
    当日,言葉決めの際に用いられた本

    ・ジェノサイド・エンジェル
    ・山椒魚戦争
    ・ラヴクラフト全集 6
    ・迷宮街クロニクル(全巻)
    ・鴨川ホルモー