ソマミチ&逆神&某という面子で某店へ.メディックがテーブルへ来て何か言葉を発するたびTPにダメージを受ける僕がいました.よく出来たお店だとは思うけど,僕はこの手のお店にはもう二度とゆくまいと決心しました.
相当参ってしまったので,ソマミチくんらと別れた後,ふらふら漫画喫茶の扉をくぐって花右京メイド隊を通読しました.期待していた通り素晴らしい漫画でした.午前三時に帰る頃には気持ちが安定してきました.
お側御用大隊の三人が頼りになるお姉ちゃんズでよい.年の功だねぇ.
鎌倉へゆきたいムードが重なったような気がしたので,あすかさんと小旅行してきました.
木地雅映子「氷の海のガレオン」(ピュアフル文庫)頂きました.杉子の気位が際立っているのはハロウと距離をとるところで,きみが十三歳になったら,僕たちは結婚していいんだよ,とか言う男前のハロウを杉子はいとおしく見ていたりするのだけど(p.87-88),それは思い出せなくていい.心の奥でピーピーピキピキいう音は翻訳できないから,それに寄り掛かりはしない.フィクションとの付き合い方において.それは確かに在るものだけど頼りにはしないのね.ガレオンという質量を感じさせるタイトルはそれでもそこに在るハロウのために捧げられているものと僕は思います.
あと表紙素晴らしいよね.
読み返すべからず物件であった「青い花」の封印を解きました.読み返しても辛くならないようになりたいと思ってね.するとすごい勢いで鎌倉な話でした.
一人っ子だから甘えん坊だともいえるし,一人っ子だからしっかりしてるともまた言える.あなたが兄か弟か一人っ子か当てるなんてのは半年に一度は発生するようなたあいない飲み会トークであって,だけどその程度のことで人を自分を規定できることの嬉しさよ.僕は生まれながらの弟なので云々と,これは半年どころか今月2度くらい人に話した気がするけど,そんなに僕は姉のいることが自慢か? 自慢です.
まなびストレート! 第5話 第6話
小さい頃の僕はいつも母と手を繋ぎたがって,買い物袋みたいにぶらさがってた.100gいくらかしらん20kgもの肉塊さげて,母は重そうに歩いていた.大きくなっていいかげん気まずいような時分には,手ぇ放して歩き!ときつく言われたものである.その頃からたぶん,母にはほとんど触れていない,触れてなかったということに,昨年,悲しい報せを受けて母が僕に寄り掛かったとき気付いた.
今年のお正月は生駒山,宝山寺へ連れ出した.坂道が続くので母が僕の手を借りてきた.いや,僕から率先して母の手を引くべきところであるので,それではもう放すまいとしていたら,しばらくしてあちらから放してきた.子供を頼ってもいい歳であるのに,僕が頼りないのか,あるいは母が気高い人であるのか.たぶん両方.
ともかく,肉親だからといって触れ合うのが当たり前というものではない.
女の子同士はべたべたできていいなと羨ましく思うけど,きっとそれも幻想でね,子供だろうが女の子だろうが,例えば手を握るなんてことは日常,経験されないものだって,砂沙美☆魔法少女クラブの最終話でそんなこと言ってた.シーズン1のほう.美紗緒という人は僕の記憶によると旧シリーズでは人に積極的に触りたがる人じゃなかったはずなので,第2話で砂沙美の手を取ったり握ったりするのがとても気になっていたのだけど,最終話がまるまる手を繋ぐ,手のひらの感触の話だったのでしっかりと回収された気持ちだ.
手を繋ぐには,ただ手を繋ぐということでさえ,子供であれ,女の子であれ,考えをまとめようとすると13話もの尺を要することができる.
まなびの第5話については,あるいは,見る前に飛べ,考えずにまずは手を握れ,ということを,夢見てもいいのか.いろいろ考えたんだけど,めぇーちゃんの手を握るのはみかんでなくてもよくって,たまたま二人でいる機会が続いたというくらいで,それでよい,というかそれがよい.確かにみかんはよく人に迫ってくる人だけど,むっちーだって弟の相手で慣れてそう.まなびのキャラクター紹介は各メンバーの兄弟姉妹,もしくは一人っ子であることをいちいち書いてるのが特徴だけど,これが判るようで判らない.みかんは一人っ子のためか甘えたがりで,めぇーちゃんは大人びた一人っ子.姉だから妹だから一人っ子だからは理由付けにちょうどよくって,後からなんとでも言えるのがいい.みかんは人との距離を近目にとるけど,それよりもあの夜あの場所にみかんがいたから,みかんとめぇーちゃんは手を繋いでいたのだ.
第6話を見ると,人は偶然みたいに出会うのであって,みかんとめぇーちゃんにしても触る子と触り慣れない子がうまく出会ったというよりは,たまたまそうだったでいい.まとめると,いいからともかくみんな,わけもなくめぇーちゃんに触れ,ということ.
昔書いたのではこことか.http://d.hatena.ne.jp/sosuitarou/20060903#p2 性能的にお互い補完できそうな人たちが集まってる,というものの見方はなるべく避けたいと思う.
紙,巻き過ぎた…….
ようやく紹介らしい紹介をしたページをつくりました.あとはマニュアルが完成したらリリースです.
papervision3dはよさげですね. Web3DはDirectorでやるという手もあったのですが,もうDierctorが廃れてしまいました…….
フリーの(サーバサイドでも使える)音声合成エンジンは,日本語ならGalateaTalk,英語ならFestivalが良さそうです.TVMLプレイヤーはまさにその二つを利用していますが,PCにインストールしてSAPI経由の呼び出しです.どちらもあまりいい音声ではないのですが,僕が修士のころ,TVMLプレイヤーを動かすにはSGIのO2とハードウェア音声合成装置が必要だったことを思うと,配布のしやすさには隔世の感ありです.
GalateaTalkとFestivalは僕も昔つかってたので,せっかくだから音声合成のテスト用ページをだいたいそのまんま公開してみます.
GalateaTalk, Festivalテストページ
どんな声だかご参考まで,みたいな.
いまは商用の使ってます.
むかしはこういうマシン使えるっていうのが,大学の有り難みの一つだったけど.
TVMLのこと.Flashへ移行しづらい理由は,おそらくプレイヤーの肝であるところの3Dカメラワークと音声合成とがやりにくいためですね.どちらも出来なくはないものだけど,ライセンス関係含め面倒くさそうですよね.いい手があるのかなぁ.
いまんとこ音声合成はサーバ側で実行して結果のみMP3でFlashプレイヤーへ送るのが楽です.JavaScript経由でSAPIを呼ぶのでもいいけど,クライアントにSAPI対応のTTSをインストールしなきゃ駄目なので不評でした.近頃はあらかじめインストールされてますが,聞きやすい声じゃないので良くない.あとWindows依存.
ただし,サーバ側で音声合成すると,接続数が少ないうちはいいけどスケールさせようとすると大変ぽい.
篠原いずみ.宿の窓からナイタースキーを見てたら思い出されるのです.
好きだったなぁ.
土日はスキーでした.ついに中級コースが怖くなくなった!
シュテム・ターンというのを教わったけど,来年までに忘れてそうです.
週末栂池へゆくので,まだ途中だけどとりあえず書けた分を載せときます.
version0.5の全マニュアルが書きあがるのはいつの日か!?
よんぱちさんのところで線画を生かす描き方が紹介されてます.線画を残したいときには.
ボーゲンでずごごごごと降りてゆくしかできないんだけどね.雪が好き.
関係ないけど紹介し忘れてたので.京都駅で見つけた階段部の活動跡.コース番号が振られています.2006年5月16日撮影.