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How to art on Zaurus


はじめに

「How to art on Zaurus 」では、ザウルスの「フォトメモリー/手書きメモ」機能について、使い方やイラストの描き方について述べてゆきます。なお以下の画面や説明はザウルスポケット(MI-110M)に基づいていますが、機種による違いについては適宜コメントを付けて解説しています。

第二章では、の製作過程について画面を示しながら書いています。順番としてはそちらで先に具体的なものをご覧になるのも良いかもしれません。




第一章.
基本的なツール

この章では、「フォトメモリー/手書きメモ」の主な機能について、各機種の特性を挙げながら、全体を見渡してゆきます。どちらかというと、まだザウルスをお持ちでない方のための説明です。少しでもCGを描いたことのある方ならば、これでどんな絵が描けるのか、ということがだいたい想像できると思います。CGは初めて、という方ならば、先に具体的なZauARTの製作過程を第二章でご覧になったほうが良いかもしれません。

描画ツール

基本的に使うのは以下のツールです。

  • 「ペン」
  • 「四角」(■)
  • 「消しゴム」
tool

その他、「直線」ツールや「スタンプ」ツールもありますが、ビジネス用のイラスト向きなので、あまり使うことはないと思います。

ザウルスポケットでは上の図のように、描画ツールを選択するメニューパレットを開いたままにしておくと便利だと思います。「インデックス」メニューから「メニューパレット設定」を選んで、『クローズボタンで消去』に設定しておくと、開いたパレットが自動的に閉じないため、このようなことができます。

コミュニケーションパルとigetiには、そもそもこのパレットがないため、ツールの切り換えが不便です。その代わりこの両機種は全体的な処理が高速ですが、実際に絵を描く際にはあまり影響しません。(どの辺りが速くなっているかは、実際に手に取って比べて頂ければと思います。)

「ペン」の太さには

  • 「細」
  • 「太」
  • 「極太」

の三種類があります。細いイラストには「細」、タッチのある楽描き(^^)イラストには「太」や「極太」を使えば良いでしょう。私の場合はほとんど「細」しか使いません。

line

「四角」ツール(■)は色を塗るときに使います。四角形に囲んだ範囲を以下のようなパターンで塗りつぶします。

pattern

自然画を描くときには「あみ1, 2, 3」を使うのがほとんどだと思います。また、これらのパターンを組み合わせることによって、様々なパターンを作ることも可能です。この塗りのパターンのバリエーションについては、第三章で述べることにします。

「範囲」ツール

「範囲」ツールは四角形に囲んだ範囲に対して、様々な処理を施します。いずれも絵を修正する際に役立ちます。

select

ぐいっと描いて削る!

あとはぐいっと描いてから削るのが基本です。ザウルスポケットのドットはとても細かいので、目で見て一度で狙いのドットを打つことは不可能です。また、感圧式センサの特性から、ドットを打った場所の周囲まで、ドットが打たれてしまうこともあります。ですから、少々ずれていても良いのでぐいっと黒で描いてしまってから、「消しゴム」を使ってその周囲から徐々に目的のドットだけを削り残します。

それでは、次に具体的な制作過程を追って行きましょう。

第二章. イラストの製作過程

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