男ばかりのメイド喫茶

昨年のことであるが,それはもはや男子校文化祭・学祭の定番ネタになってそうであるなぁ,と思って眺めていた.ハタチ前後のうら若き男子たちの間に三十路男が交ざるのはどうかと思って入りはしなかったのであるけど,それにしてもうちん大学は共学である.共学に男子校ノリが持ち込まれているのはそう不思議でないにしても,どうにも男子校くささの残る場所ではあるよね,と僕には思われるのだった.

西ノ京

水姫んとこ.薬師寺のお隣にある唐招提寺がたいへんお勧めだよ,って遅いか.あそこは日本のお寺をはみ出してる感じ.

奈良時代の先輩にゲロ道専門の人がいて,話を聞いただけの僕は自然道でモトクロスという風に受け止めていたのだけれど,リンク先のそれみて,もう少しセンスが判った気がした.僕に説明するのに話しにくいというか複雑そうな表情をする先輩の顔が思いだされた.

しっぽのきもち

集まった人たちの性格がうまく分業されていて,そのかみ具合から対立したり協調したりといった活発なおはなしの運動が生まれてくる,とかいうのはまるで機械的ですから,そうなるのは避けて通りたいという気持ちは一般に働きがちなんじゃないかしら.月宮あゆの「うぐぅ」とか御陵透子の「綺麗な x を書く」みたいに,他の人のそれとは結びつきにくい,分業された部分ではありにくいことがキャラクターにくっつけられていたのは,そういう気持ちのやけっぱちな表れだったのかもしれないと今さらながらに思いました.そもそも当時の彼女たちは一緒になにかをするということが多くなくて,特に後半では1人しか出てこないという形をとるものだったので,分業しないことの徹底として,それは安心することのできるアクセサリだったような気がします.

組み立てのいい語り口を保ちながら,どんな風にしっぽを出しておけば窮屈にならないのかということは,試行錯誤されるところではないかと思います.僕としては必要以上にしっぽの出ているおはなしであるほどDVDパッケージとして手元に置いておくことが多いです.傍にいてほしいと思うのは,そういうものたちであってね.

ToHeart2 #12

見るのは二度目であるけど,大変だ,とまた思わず大きな声の出てしまうお話.一度目についてはこのへん.まったく大変そうである.お月さまに祈りたくもなるのは大げさなことではない.

自分が学校へ行ってた頃には色気づいたことがなかったように思っていたけれど,そういえば中学三年のころだったか,人ににゃあさんと呼ばれてにゃあにゃあ答えていた時期があった.たしか周りに冷やかされるうちに止めてしまったのであったけれど,今にしてようやくそういうのをいちゃいちゃした感じであると呼ぶことが判った気がする.

ストレイシープ

金曜日までは何をすべきか判っていたはずなのだけれど,とあるきっかけで週末になってなんにも判らなくなってしまった.一週間ほどぼーっとしていたいところであるが,そういうわけにもゆかないので,とりあえず明日から仕事だけは進めねばなるまい.

こういうときぐるぐると回遊すべき場所はもうないのだけれど,深夜から明け方にかけて糺ノ森まで出かけることがある.特に祈る言葉はないのであるが,手を合わせる.土曜の深夜は二人連れが多くていけない.明け方にはおじさんたちが運動をしている.すれ違いざまにどうするべきか迷ったら,向こうからおはようございますとくれた.向こうからしてくれたら僕でも大きな声で返事をすることができる.

砂沙美魔法少女クラブ #1-#5

背が低そうな感じの良い声満載アニメ.たいへん和みます.かつての横山智佐が天空の声であったことに対峙するという点で,主題歌からして徹底的ですね.あとスライディングして擦りむくとかぞうきんがけするとか,トイレに落ちるとか,しぜんと目線が低いほうを向いてるのが好ましいです.秘密基地はもちろん穴の底にあります.

唐突に子供たちが集められるということは小さいときほどあるもので,お母さん同士しゃべってる間,初めて会う子供と一緒に遊ばされるとか,親が勝手に申し込んだ子供サークルやイベントで,知らない子たちと一緒にいることになるとかで,ここでは料理クラブのつもりで入ったところがまったく意図せず魔法少女クラブであったことによって,ふと気付くと不思議な顔ぶれが揃っています.そこで魔法っていうのがなんだったかというと,出会いというのは不揃いであるほどありえないものであって,おかしくて,魔法というのがその不揃いであって,子供たちが集まるとさっそく魔法は事件にならない.早いよそれ.第4話までで集まった子たちの魔法がえらくばらばらで,これからどうするよ,と心配してしまったのですが,そうか,そもそも別にどうもしなくて良かったわけで,集まってしまえばもうそれだけでこの子たちは楽しそうであるよね,というのが第5話.

それぞれ魔法のかみあいそうにない人たちが出会うのが良いです.見た目お互いに補完できそうな人たちがわっと集まってるのって気色悪いでしょ.攻守とか知体とか.いわゆる分業という形がもたらされるにあたっては警戒が欠かせないというか,ここでもしも魔法がなかったとしたら,単に性格が5つのキャラとして分業された人たちが出会うお話であって妙味がない.

一緒に時を過ごすようになるのに時間はかからないのね.僕もそのころ唐突な出会いをした彼らと一緒にいたしずっと何かをしゃべっていた.離れてしまうことにも時間はかからなくて名前も顔もすっかり忘れてしまったのだけど,だけどまだそのこと自体は覚えているし,そういう不思議な時間を過ごした数の分だけ,いま,なんでそうなるのか判らない,文脈のおかしい物事に対しておおらかでいられるように思われます.

第1話では美紗緒が砂沙美にぺたぺた触ってくるのが安心できるところ.そんなに触れるんだ.⇒第2話の間違い.やたら二人がくっついていて良い.
第2話の牛乳飲みすぎでお腹壊しっぱなしというあたりが例によってツボ.僕は小学生のころ,水の代わりに牛乳を飲むと言われるくらいに牛乳っ子だった.そして牛乳をコーヒーと置き換えるといまの僕になる.

あと言わずもがなだけど,絵が素晴らしく可愛らしい.というか素朴に超おもしろいアニメとだけ言って終わりにしたいところですが,先日の花右京メイド隊以上に気に入っていることを示したかったのでこうも長くなってしまいました.