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わっふる日誌
WaffleDiary


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リーリア 2000年2月13日

隕石は拾った者勝ちだ

リーリア・ハーゼンクレーバー

from

月のたまご
喜多尚江、 ザ・花とゆめ(花とゆめ 3月1日増刊号))

人も殴れる1040ページの増刊号、
「ザ・花とゆめ」を買ったわけは、そもそも近頃夏町イチオシのファンタジー作家、天原ふおんさんの短編を読むためだったわけですが、他の作品もえらく良かったりしたので、お買い得な580円なのでした。オススメ。

で、やたら気にいってしまったのでノリの良い間に、ちょっと感想を並べたりしてみました。時間がないので、空けてるのもあるけど・・・。

    • 月のたまご(喜多尚江

      「ドイツ人だか日本人だか何だかわからない、まるで隕石のような来訪者の」少女(本人談)と、あと10日で滅びてしまうらしい地球で一緒に過ごすお話。
      星属性の私は、少年が星の本を落っことした時点で引き込まれましたが、その後も「なんでそこでメイド服を着るんだ〜」と大オッケーなツッコミどころもありで、オチも天体の話に繋っていて綺麗です。
      少女のトロく向こう見ずでか弱くて気高い、得体の知れない強さ、あとオチへの急角度な切り込み加減は、なんとも胸への収まりが悪いようでいて、記憶には確かに残るから不思議。

      柱に書いてある「ダブルムーン」って作品は、もしかしてこれの本編なんでしょうか?喜多さんの作品はこれが久々に読んだものだったので、分からなかったり。

    • 月黄泉童子(天原ふおん

      天原さんご自身がWebPageで書かれているように、今回、モンスターの絵が怖い・・・。
      愛が深まれば、それがダイレクトな力に変わる。「わたしの猫は王子様」では、恋人同士の話でしたが、こちらは時を越えた母ちゃんと子供。毎回、いくつかのアイデアを持って作ったオカルト設定を見せてくださる天原さん、いつも主役の少女はほわほわとしているのに、自分にとってそうした普通と違う超能力の世界に触れることが必要であるのをなんとなく分かってそうなところが、好き。

      えっ、カタリアツメベって2巻で終わりなのか・・・。しくしく。

    • ランチタイム(山口舞子)

      屋上話。少年と少女の以心伝心なかみ合い具合が気持ちよいです。しかも、屋上だし。一人じゃないなら、ずっと屋上にいても良いでしょう。

    • 散らない花(高尾滋)

      女子寮の不思議なルームメイト。学校の、特別な建物での出会いは忘れられないものです。同じ夜を過ごした日々があるのならば、なおさら。年中、修学旅行なのです。

    • カミナリ(福山リョウコ)

      突然、いつものあいつがピカピカ光り輝いて見える、女→男も男→女も。「奇妙な発光体」(少年談)「人体実験とかされちゃってあたしのクローンとか造られた結果?」(少女談、意味はよく分からないが、とにかく大変そうだ。)になったわけでもなく、恋でしょー。互いにどきどきしまくりながらも、男のボケ具合がナイスです。

    • TenderMemory(宮内きゆ)

    • フィアンセになりたい(佑羽栞)

    • 背中の彼(桐谷実紀)

  • う、時間ないです。まだ全部読んでないし・・・。
    続きが書けるのは、四日か五日後になりそうです。

  • Note2:恋愛

    べたべたの恋愛モノシナリオなんてものをこっそり作っていたとは、あなどれませんね。ちなみに、童話は(おそらくわりと氷村くん的にも)小川未明がおすすめです。これまた短編ばかりなので、いつか通学中にでもさっくり読んでみてください。

  • Note3:谷山浩子の幻想図書館

    というわけで、氷村くんのところから司城さんのところへ。場所は近かったんですけど時期が悪すぎて行けませんでした (^^; 良かったみたいですね(^^)

    あまり調べてないので、どんなステージなのか漠然としたイメージしかないですが、知ってるものから勝手に想像する分には、中島みゆきの夜会+TM NetworkのCAROLツアー(^^? う〜ん、実のところどうなのか楽しみ(^^)


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2000年2月10日
  • Note1:PIザウルスで青空文庫を読む

    氷村君、PI-6000 のレポート有り難う(^^) かなり便利に使えているみたいですね。 モバイルは利き腕がネックになりやすい商品だということを思い出さされました。 ノートパソコンでもポインティングデバイスなんかで同じような問題のある場合がありますね。

    あと、青空文庫をPIザウルスで読めるみたいですよ。 (Marさんの2/8の日記 から、たつしさんのページへ。) ちょうど通学途上に読めて良いのではないでしょうか?私のザウポケには、春と修羅と銀河鉄道の夜が(^^) お気に入りをポッケに入れて持ち歩くのは、なんとなく嬉しいものです。

    PCとザウルスとのデータ交換には、CFカードが使えなかったでしょうか?ちょっと調べてないですけど、そのほうが安くつくかも。

  • Note2:月の繭

    ∀ガンダムの新エンディングテーマは、奥井亜紀さん(スタチャにプロフィールのページができていました。)の 「月の繭」。 亜紀さん、活動再開おめでとうございます!
    ちょっと助走中、ということなのかご自身の作詞作曲ではありませんでしたが、 横浜の友人Yいわく、作曲の菅野さんは「銀のスプーンで」の編曲をやっておられたとのことで、ちょっとなるほどです。 新たな出発のためにデビュー曲へ温故知新されたという感じでしょうか。

    にしても、奥井亜紀+井荻麟+菅野よう子というやたらスケールの広い組み合わせは、そのまま曲にも反映。月もたまにはいいかもしれません(星好きの私は普段、月と敵対関係にあります)。番組の映像の方は忙しくて見れてないんですけど。

    亜紀さんのプロフィールを読んで。ゼロに帰るということと、なかったことにするということは違うということを再認識。 どうにも後者の多い自分であるが、「記憶にないことはなかったこと」、ではない。

  • Note3:ネコ

    「あずまんが大王」(電撃大王連載中)を購入。榊さん、ええ子だ〜(^^)

    「あずまんが大王」にはさんでいた森嶋プチさんによるKanonビラを、 中将くんに「可愛いいでしょ〜」と見せてみる、 と、この子誰〜と聞かれたから見てみると、名雪とあゆあゆと一緒にいる金髪の可愛い子 ・・・って肉まんくわえてるから真琴でしょう (^^; でもぱっと見では分からんのかも。

  • Note4:デュープリズム

    同じく電撃のもう一つのビラより。 電撃コミックガオ三月号に、寺田努さんというデュープリズムのイラストを 描いておられる方のビジュアルストーリーが掲載されているとのこと。この方の絵、好きです〜(^^) でも、誰が描いたかはわかんないだろうな〜、と思っていただけに、嬉しい知らせ。ガオ、買いにいかなくちゃ。


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潮流漂流 2000年2月4日

星を見る人


左の絵はuenoさん作のJINZO Paint(16色版)を使って、CASSIOPEIA E-500(WinCE機)上で描いたものです。ザウルスでもこれくらい描けるようになると良いですね。今回、色々参考にはなりましたが、私は当分モノクロ&スケッチなソフトを頑張りますので(^^; モノクロでは負けないのです(^^)/

カラーペイントソフトはMOREソフトコンテストを前にして、こっそりと誰かもう作っちゃってるようには思います。影ながらエールを送ってみたり (^^;

ちなみに、カラーは一年以上ぶりなのです。こうして久々に描くと、気持ちの良い風がさっと吹いたような気分になれます。

大好きなあなたのことを
嫌いだと叫べたなら
軌道上のアストロノートにも
私の声が届くでしょうか。

こんなに好きにならなければ良かったと
思うことがあります。
あと少し踏み入ればきっと
もう帰ってこられないと気づくとき、
家族に兄弟に友人に
申し訳が立たぬと踏みとどまってしまうことが
あなたへの裏切りにならなければ幸いです。


この水の惑星を見つめるあなたは、
いつまでも泳ぎ続ける私のことを
いつか、水のたからものを手に入れる
アクアノートだとは思わないでしょう。

私のプールがちっぽけなことを
いつも教えてくれたあなたの船が
未だこの星に惹かれてしまっていることを
知ってしまったから、
だから私は、
その綱のつながれた海の柱を
壊すことに決めたのです。


潮の満ち引きの力でさえも
夜空へ届かぬ言葉の波が
寄せては返すこのさい果てで
ただあなたの落とす影だけが
私の物語になります。

一ページ読み進めていく毎に
あなたの消えてしまうことが
確かになってゆくから
私はただ
今あなたのためにできることなら
何だって良かったのかもしれません。


この巨大な水族館が割れたなら
逃げ出したクジラの群は
旅立つあなたへの手向けとなるでしょうか。

きっと、宇宙をどこまでも駆けてください。
私はあなたの見る星のあったこの場所に
ずっと立っていようと思います。


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2000年2月3日

表には更新日を書きません。

  • Note1:StLongとか聞くと、

    longとかshortはあるのに、なんでosage宣言はできないんだー、とか叫んでしまうような昨今の煮つまり具合ですよ。とほほ。

    関連研究:
    osage(そばかす有りおさげ)とunsigned osage(そばかす無しおさげ)とかはどうでしょう?

  • Note2:真カラーザウルス

    ではなく、カシオペアE-500ですが、買っちゃいました。
    氷村君がMI-6000を6000円で買ったとか言うから、私もZauHeart(アクセスザウルス上で動作するZauADVを用いたデジタルノベル。)をやりたいなぁと、絵とお話の作者様であらせられるBABさんのところで話していたら、結果的にこうなってしまったのですよ。というわけで、氷村君は責任を取ってMI-6000の使用感についてレポートすること。

    あとの話は長いので、「ざうすけへの道」へ移動します。

  • Note3:恋文横丁

    かのんSS-Linksさんのほうに発見されてしまったようなので、恥ずかしい手紙を沢山の方が読んで下さったみたいです。あれ自体はショートストーリーじゃなくて、やっぱ恋文ですね。独りよがりじゃない恋文なんてないのだから。

  • Note4:山賊のむすめ

    谷山浩子さんの「カイの迷宮」、CDケースの開きが逆なのは、童話本を意識してのことじゃないでしょうか。「雪の女王」に関しては、「カイの迷宮」はもちろん、原作のほうもおすすめです。・・・子供の心を持ったままの大人になるなんて、ハッピーエンドには見えないですよ。やっぱり山賊のむすめと一緒に行けば良かったのにね、ゲルダ。

    私がそもそも浩子さんを聞き出したのは、敬愛するゲームクリエーター藤波智之さんがファンコールをしていたから。「猫の森には帰れない」が、氏の同人誌やTRPG「Word of Warlock」にてオマージュされています。


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