筆者より
参加メンバー
キャラクター紹介
Prologue. 市場の風景
Weekend Market
Chapter1. 出逢い
You're always welcome in the town!
Scene1. 呉藍 <クーラン>
Scene2. 洋人<ファラン>の少年
Scene3. ムイ
Scene4. 灯火
Scene5. 星猫カラヴェーク
Chapter2. 魔女の探索
Witch Quest
Scene6. 消えた星洋燈
Scene7. 『願い』よ叶え
Scene8. 闇の中の光
Scene9. 呉藍 Reprise
Scene10. 星の人 <ホシノヒト>
Chapter3. 星に願いを
When you wish upon a little little star
Scene11. 天文台跡
Scene12. 魔法
Scene13. 星祭 <ホシマツリ>
資料
感想戦
あとがき
『星洋燈』は冒険企画局(<<-御存知でない方はいますぐClick!!)さんのRPG「ウィッチクエスト」(>>村瀬尚之さんのウィッチクエストのページへ)のリプレイ本です。 1995年5月に京大RPG研で行われたセッションを元にしています(ずいぶんと昔ですね・・・) 「ウィッチクエスト」ではふつう、プレイヤーは13歳の魔女とそのパートナーの魔女猫の二人一組となって参加します。 そして、メルヘンチックな世界で可愛い騒動を引き起こしつつ、困ったひとを助けるために奮闘します。 魔女はその名の通り、ほうきで空を飛び、魔法を使うことができます。しかし、今回は魔法を使うよりも「話す」ことで事件を解決してほしかったので、魔法の代わりに、小さな「魔女の能力」を持っていることにしました。(どんな能力かは「Characters' profile」を参照)また魔女は、12歳のうちにその年の自分と同じ誕生日に生まれた猫を探し出してパートナーにしなければ一人前の魔女となる資格を得ることができません。実際、一人前の魔女はいつも自分のパートナーの魔女猫を連れています。 魔女猫はパートナーの魔女と同じ日に生まれた1歳の猫ですが、若い魔女たちに比べると物知りで、経験も積んでいます。また、魔女と話をしたり、不思議な猫魔法を使うことができます。普段は、普通の猫のように、自由気ままにしていますが、いざというときには自分の魔女に助言と助力をするしっかり者です。・・・まれに、魔女にこき使われるだらしない子もいますが(笑) 『星洋燈』では、我々が住む世界の多少近いところに「異界」をつくることによって、幻想性を増す試みをしました。その結果として得た舞台は、アジアに魂を惹かれたゲームマスターである「私」の幻視する東南アジア。そして二つの大戦に挟まれた時間。・・・時代も場所も「私」の経験したものではありませんが、想像の泉に加えたひと匙のリアリティが、バランス良く童話的時空を創り上げたのではないかと思います。 舞台にあわせて、魔女もアジア系であるように設定しました。結局、言い換えればこれは私の西洋の人への想像力の欠如であるのかもしれませんね(笑) 余計な話はこのくらいでやめましょう。それでは本編のほうをお楽しみ下さい!! |